気に入った洋楽を聞いてるけど、日本語訳の歌詞カードがない。グーグル機能を使って翻訳するのも色々な作業工程があるので、手間だなと感じていました。
- YouTubeで流れてきた動画や音楽を歌詞カードにしたい
- 普段聞いている洋楽で歌詞カードがないから、歌詞カードを作成したい
など
グーグルのAIツールであるNotebookLMを利用すれば、動画、音声、テキストなどデータをインプットとし、簡単に歌詞内容を抽出することができます。マルチモーダル(動画、音声、テキストなど)に情報を登録できることが非常に便利です。
しかも、気になることを追加でチャット形式で質問したり、追加情報をいれて、関連する幅広い知識を得ることができます。
今回は、NotebookLMを利用してYouTubeから歌詞カードを作る方法について解説致します。
歌詞カードを無料で入手できるメリットは世界観が変わる
メジャーな洋楽は歌詞カードが付いているものもありますが、マイナーなものだと歌詞カードがありません。または、有料にて通販などで購入すると歌詞カードが入手できるサービスであり、お金がかかります。翻訳はAIが非常に得意なゾーンであり、利用すれば簡単に日本語に変換してくれる時代です。便利な世の中になりましたね。
私は小さな子供がいるのですが、海外の洋画で軽快な音楽と映像が流れるチャンネルが好きで、よく映像を見ながら歌っています。で、お父さんこの歌ってどんな意味なの?と聞かれるんです。歌詞カードがないからわからないよ~と答えていました。
ところが、よ~く考えてみるとYouTubeには翻訳機能があるので、動画と共に歌っている内容がわかります。でも、毎回パソコンで映像を見せるのは子供に目への影響も考慮すると悩んでいました。そこで、思いついたのが、NotebookLMにYouTube動画を読み込ませて、歌詞カードを作成すると考えです。
実際に、実現した後は歌詞カードを元に歌の内容を理解したうえで、鼻歌や映像を見て歌うことで非常に満足度があがりました。この歌詞カードを翻訳することは他の洋画や洋楽に幅広く展開できるので、皆さまにも非常にメリットがあると思っています。
NotebookLMにYouTube動画を読み込ませて、歌詞カードを作成する
それでは、NotebookLMで歌詞カードを作成する手順を解説いたします。
①NotebookLMを開き、新規作成をクリックします。
②ソースを追加する画面がでます。
今回はYouTubeの動画から歌詞カードを作成したいので、下段のYouTubeをクリックし、対象のURLを指定します。

③プロント文を入力することで歌詞を入手します。
NotebookLMに限らず、AIへのプロンプトによって大きく結果が異なります。今回は歌詞カード作成用にプロンプト文例を作成しましたので、下記でお試しくださいませ。
#指示
#目的
あなたはプロの翻訳家です。提供された洋楽や洋画から自然でわかりやすい日本語に翻訳してください。
#その他
・このYouTubeチャンネルに流れている歌から日本語訳の歌詞カードを作成してください。
・引用を表す番号を必ず削除してください。
・歌詞カードを見て歌いやすいように歌の切れ目は改行をいれて歌いやすいようにしてください。
④結果の入手と印刷など
上記③のプロンプトを入力すると歌詞カードが作成されます。これをテキストに貼り付けて保存するか、手元で何度も見たい場合は印刷やスマホに保管しておきましょう。
まとめ
NotebookLMを利用してYouTubeから歌詞カードを作成しました。